東京五輪コラム|新型コロナウイルスで、延期?それとも中止?

 

 

 

 

2020年3月11日、WHO(世界保健機関)は、

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な感染拡大について、

「パンデミック(世界的大流行)」と表明した。

 

 

 

欧州では、イタリアを中心に感染が拡大し、

サッカーなどのスポーツイベントが、中止に追い込まれている。

 

 

 

7月の東京オリンピック開催が可能なのか、もはや、

日本国内で、新型コロナウイルスが終息するかという問題ではなく、

世界的に終息するかの、問題となっている。

 

 

 

そのような中で、大会組織委員会の、高橋治之理事が、

ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで、

 

 

 

「今年の夏の開催ができない場合は、

1〜2年延期するのが、最も現実的な選択肢」

 

 

 

と、答えたことが騒動を巻き起こした。

 

 

 

この発言を知った、森喜朗会長は、

「とんでもないこと」 と否定したが、各国が、渡航禁止措置を講じている中で、

予定通り開催できるかは予断を許さない。

 

 

 

さらに、アメリカのトランプ大統領までもが、延期について言及するなど、

2020年の開催が、危うい状況に追い込まれている。

 

 

 

過去、オリンピックは、夏季・冬季合わせて、「5度中止」 されている。

 

 

 

そのすべててが、戦争によるもので、

1916年のベルリンオリンピックは、第1次世界大戦によって中止。

 

 

 

1940年と1944年の夏冬、それぞれ2回は、

日中戦争や、第2次世界大戦で、中止となった。

 

 

 

1940年の夏季大会は、当初、東京市が招致に成功していたが、

日中戦争が長期化する中で、物資不足から、

競技施設の建設にも支障が生じ、開催権を返上した。

 

 

 

1940年の冬季に予定されていた、

札幌オリンピックも同様に、開催権を返上している。

 

 

 

これに代わって、欧州の代替地で開催が予定されていたが、

第2次世界大戦勃発に伴い、中止となっている。

 

 

 

1944年のロンドンオリンピックも、第2次世界大戦で中止となり、

1948年に開催されているが、これは厳密には延期ではなく、

 

 

 

1944年の第13回大会は、中止。

1948年に行われたのは、第14回大会という扱いである。

 

 

 

過去、オリンピックが延期で、翌年・翌々年に行われた事例はない。

 

 

 

もしもこのまま、夏までパンデミックが終息しなかった場合、

IOCはどのような判断を下すのであろうか?

(記事掲載後、東京オリンピックの、「1年延期」 が、決定しています)

 

 

 

 

 

 

オリンピック、ブックメーカー・オッズ』 topへ!